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一問一答方式の採用one question one answer

相模原市議会では               議会制度改革のページに戻る

相模原市議会の本会議で行われている質問方式は一括方式をとっています。これは質問者(市議)が複数の事項をまとめて質問し、答える側(市長や市の職員)がまとめて答える方式です。この一括方式ですと、傍聴している市民は質問の内容を覚えていないと答える側がなについて言っているかがわかりずらくなります。質問は複数にわたるので傍聴するときは、かなりの暗記力が要求されます。これでは開かれた議会とは言えません。

質問に答える市長や市の職員は答えに対する質問をされることがないので、原稿を読めば済みます。一方、質問する市議は相手の回答に対して質問できず、また、逆質問されることはないので議論を前提とした質問ができません。議員の質問は質問ではなく、単なる要望にすぎないケースもありえます。 

市議会本会議の録画のページです。ぜひクッリクして見てください。

一問一答方式の採用を             

議論がない議会というのは存在価値がありません。こうした弊害を解消するためには一問一答方式の採用が効果的です。

一問一答方式とは一問ごとに質問者(議員)が質問し、それに対して、答える側(市長や市の職員)が答えたり、逆質問(反問権)をします。また、その逆質問を受けて議員が見解を述べる場面も出てきます。

一問一答方式ですと一つの質問の後それに対する答えが出てくるので、暗記力はさほど必要とされません。そして、答える市長や市の職員は逆質問ができ、質問する市議は市の答えを受けて、より詳しい質問をすることができます。 その中で議論が生まれ、メリット、デメリットが見えてくるはずです。そうすれば、市民のための意思決定ができます。また、相模原市が発行する市議会だよりでは一問一答方式でわかりやすく市議会で行われた議論をまとめています。

現在、多くの市町村で導入が始まっています。壇上の質問は一括質問で、再質問は一問一答方式のところや反問権(市長などが議員側に質問すること)があるところや反問権ないところもあり様々です。一問一答方式を導入することで議会が活性化したという意見が多いようです。

                 個人質問
 初回の質問から一問一答方式を導入 193市(24.1%) 
 再質問又は再質問から導入 255市(31.8%) 
全国市議会議長会のHP一問一答制の導入状況(平成22年12月31日現在)より引用 
一問一答方式の導入市町村のHP
・北海道 沼田町 ・福島県 いわき市  ・秋田県 由利本荘市・長野県 佐久市 長野市 大町市 
・山梨県 韮崎市 ・神奈川県 藤沢市  ・千葉県 我孫子市 ・愛知県 一宮市 ・京都府 京田辺市

一宮市(愛知県)の取り組み   〜一宮市議会ホームページより抜粋〜

 一般質問とは、本会議の中で、市政全般に関し、議員が質問をしたり意見を述べたりして、 市長はじめ関係部長の説明を求めるものですが、その一般的な方法は、 演壇において議員席に向かって演説をするように行われています。 (国会で総理大臣が演説するような、国会中継でおなじみの風景をイメージしてください)

 このような方法では、質問場所(演壇)への議員の移動に時間を要するため、登壇回数に制限があったり、 あるいは2回目以降の質問は登壇せず、自分の席で質問をしたりするなど、 繰り返し質問をすることに何らかの制限があることが多いようです。

 したがって、議員が多数の項目を質問したい場合、一度の登壇で複数の質問を行うことになります。 また、それに対する市長はじめ関係部長の答弁も、一度に複数の項目について行うことになりますので、 的確な答弁でなかったり、ときには答弁がなかったりという問題が起きることもあります。 また、傍聴者(市民)にとりましても、質問に対する答弁がわかりづらいものとなるでしょう。

 このような中、一宮市議会においては過去から、演壇と議員席の間に質問席を設置し、 市長はじめ関係部長を向いて質問をしております。(衆議院の予算委員会をイメージしてください)
 また、質問回数の制限もなく実施しておりますので、上記の問題は発生しません。

 この方法を対面式一問一答方式あるいは一問一答制などといい、地方議会全体でもめずらしい方法です。 現在、一宮市議会には各市議会からの問い合わせが多くあります。

                                                    


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