大規模プロジェクトと政令指定都市
政令市の多くは巨額な負債を抱えています。その原因を多くは大規模プロジェクトの失敗にあります。たとえば市営地下鉄の需要見込みを間違えたため、経営がうまくいかなかったケース、再開発で巨額の税金を投資したにもかかわらず、資金が回収できなかったケースなどがあります。
政令指定都市では大規模なプロジェクトが県の許可を経る必要がなくでき,市独自の計画ができます。市独自でてきますが、プロジェクトの失敗も市が負わなければなりません。相模原市は政令指定都市になったばかりなので,当然負債の比率は他の政令市と比較すると低いですが、今後プロジェクトの影響により、その比率は大きく変化することになるかもしれません。
財政状況が悪化しないためにも、大規模プロジェクトについて重視することが必要です。